肌のゴールデンタイムと言えば「22時~夜中の2時」を聞いたことがある方も多いかと思います。
つい最近まで、この時間に睡眠をとることが美容にとって大切と言われていました。
しかし、肌のゴールデンタイムは必ずしも「22時~夜中の2時」に当てはまらない、という意見もあるのです。
果たして肌のゴールデンタイムと呼ばれる時間は一体いつなのか見ていきましょう。
仕事の関係などで、就寝時間がどうしても遅くなるという方も多いでしょう。
そのため、22時に眠るのが難しいと思われます。
そんな方々に朗報です。実は肌のゴールデンタイムは、必ずしも22時~夜中の2時の間というわけではない、との報告があるのです。
というのも、眠りに入ってから3~4時間の間に一番成長ホルモンが分泌されると言われているからです。
つまり、眠りに入ってからの3~4時間が肌のゴールデンタイムということになり、その時間に質の良い睡眠をとることで美肌へ導かれる、ということです。
眠っている間に分泌される成長ホルモンは、肌のハリやツヤなどを維持し、うるおいのある肌を作り上げるサポートをしてくれます。
成長ホルモンを効果的に分泌するためにも、上質な眠りが欠かせません。
個人差はありますが、眠りにつく時間は起きた時間によって決まってくると言われています。
私たちの体のなかには、メラトニンという眠りを誘うホルモンがあるのですが、これは起きてから14時間~16時間後に分泌されます。
このメカニズムを上手く利用するには、眠りにつく時間から逆算して目覚める時間を決めることが大切になってきます。
基本的に眠る直前には食事などをしない方がよいと言われています。
しかし、そのようななかでも逆に摂取しておきたいものもあります。
それが白湯です。
白湯を飲むことによって、副交感神経の働きによりリラックス状態になりやすいと言われています。
上質な睡眠をとるためにはリラックスすることが大切です。
さらに、白湯を摂ることで身体も温まりますから冷え症対策にもなります。
さらに眠る前に摂っておきたいのが、ビタミンCです。
美肌に欠かせないビタミンCですが、起きているときよりも寝ているときの方が約20~30%吸収率が上がると言われています。
そのため、眠る前にビタミンCを摂ることも、美肌への近道なのです。
これらの方法で質の良い睡眠をとり、美容に役立ててくださいね!